2020年も残すところ2か月あまりとなりました。一年前には予想だにしなかった現在の状況ですが、ようやく日中政府間による協議で渡航制限が一部緩和される見込みとの報道がでていますね。

比較的早くパンデミックから立ち直ったここ中国ですが、世界的な大流行により製造業、輸出産業もかなりの影響を受けています。
当社のクライアント企業様を含む、日本のバイヤーさんたちも渡航制限により業務遂行に支障をきたしており、当社へお問合せ、ご依頼いただく内容が今までとは少し違ったものになってきています。

その代表的なものが「中国に行けないので、代わりに現場を見に行って結果を報告してほしい」や「現地の新製品やトレンドに関する情報を調査して知らせて欲しい」というものです。いずれも今まではバイヤーさんが直接訪中し、行ってきた業務ですが、渡航制限下の現在、半年以上ストップしてしまっています。

私たちは長年、日本企業様のパートナーとして、買付け、生産管理、輸出業務のお手伝いをさせていただいて参りましたが、いわゆる「代行業者」は前述のようなご依頼は本来の代行業務の枠には収まらないため業務としてやりたがらない(できない)ものです。

扱い量の多い企業は現地に自社常駐スタッフを雇用しており現在のような状況下でも問題ないのですが、そこまでの投資ができない、常時雇用するほどの業務量がない企業様は皆さまお困りのようです。

このたびGHGでは、広州駐在社員を複数の日本企業様でシェアする新サービスを開始いたしました。担当させていただく弊社スタッフは「代行業者:外注さん」には頼めないような「買付けを伴わない自社業務」をお引き受けいたします。

たとえば
現場へ出向き生産管理状況を視察してきて欲しい
要求仕様を満たす能力のある工場を新規に探してくれ
最新の市場動向について調べてくれ
仕様書や説明書を翻訳してくれ
市場からビデオ電話で生中継して欲しい
既存製品のコストダウン策を生産元と交渉してほしい
出張時のホテル手配やチケットを予約して欲しい
などなど

今後の動向によっては渡航解禁後、ふたたび制限がかかる可能性も否定できません。渡航リスク対策としてご一考いただいてはいかがでしょうか。


スタッフシェアサービスは業務ボリューム(拘束時間)によって月額2万円(最低契約期間6カ月)からご利用いただけます。詳細はメールかお電話でお気軽にお問合せください。